原田知世40周年記念コンサートに
行ってきました。
余韻が続いています!
あの夜から2枚組のCDは
蓋が空きっぱなし。

知世ちゃんに出会ったのは中学生の時。
ショートカットの凛々しい女の子は
バレー部で髪の短かった私の前に突如現れ
一目見て憧れの存在になりました。

幕があがった!

「A面で恋をして」から始まった
至福の2時間半。
赤のたっぷりしたドレスで
現れた知世ちゃんに
ぎゅっと心を掴まれて
一挙手一投足を見逃すまいと
全身のアンテナをピンピンに張りました。

ステージから感じた3つ

あらわれた姿を見て一瞬で感じたのは

  • 透明感
  • 清潔感
  • 清涼感

ともすれば若さをあらわす3つの言葉。
でも1967年生まれの知世ちゃんは
この3つの言葉で言い表せる雰囲気を
なんなくまとっているのでした。

すごい。

自分はといえば

アラフィフともなればつい
“もう、おばさんだから…”のフレーズで
図々しくなったり
諦めが早かったり
出来たことがだんだんできなくなって
きたりとネガティブなことばかり。

“ああはなりたくない”と
思っていたはずなのに
なんだか体半分は
そうなってきた気がします。

正直にいうと

数字でみたらおばさんの領域は
人生100年でいったら真ん中くらいで
人間としてベテランの域。

今までずっと先輩だったおばさん領域。
その領域に自分が入ってしまったけれど
数字が醸し出す重みとか説得力とか
人間のベテラン感みたいな雰囲気が
まるで自分には備わっていないのが不安。

そしてなにより子育てをしていない自分に
劣等感があります。

周囲や経験からイメージする50代の雰囲気と
自分のバランスの悪さに
居心地悪く感じる場面も増えました。

気づいたことは

ステージにあらわれた知世ちゃんは
年齢から感じる重さやすごみはなくて
伝わってくるのは透明感や清潔感や
清涼感のさわやかさ。
積み重ねた時間は重たくはなくて
しっかり根を張った木が太陽に当たって
緑の葉をきらきらさせているみたいに
今がいちばん美しいと思わせてくれたのでした。

そうか、今がいちばんイイ!ってことだ。
いろいろできた!若かったからできた!
しなやかだった!と
あの頃を思い出して嘆くよりも
「今、イイね」と思う、思われることが
年齢を重ねて良い感じでいられる秘訣なのかも。

ステージを見つめて歌声に酔いながら
こんな風に歳を重ねたいと誓いをたてたのでした。

そして見習いたい3つの「感」

透明感
知世ちゃんのあの濁ってない感じ。
外見の色白さはもちろん
内面から湧き出てるであろう
みずみずしさは永遠に見習いたい。

知世ちゃん、MCで仰っていました。
『目があれ?耳があれ?となってきた
ような気もするけれど
50歳から始めたゴルフが年々
上達していて
自分にまだまだ伸びしろがあることに
嬉しくなる』と。

この出来た!うまくいった!良かった!の
気持ちがみずみずしさを生む泉と
お見受けしました。

出来なくなったことを自嘲しがちだけど
フォーカスするのはそっちじゃない。
出来てることをもっと喜ぶ気持ちを
持ち続けたい。

【清潔感】
知世ちゃんのあの整った雰囲気。
見習うならば服装や身だしなみに
気を遣うということ。

面倒がらずに、髪をとかす・汗を拭く
ほつれた糸を始末するなど
1分かからないで終わることを
面倒がらずにやる!
こういうことが積もり積もって
その人なりの
きれいな雰囲気を作っていく。
いつまでも外見に気を遣うことを
手を抜かずに続けていきたい。

【清涼感】
知世ちゃんのあのさわやかな雰囲気。
内面は顔にでるというけれど
知世ちゃん尊いです。

アラフィフ世代、年齢を重ねてきたからと
図々しくならず、誠実さや謙虚さや
チャレンジする気持ちを忘れずにいたい。
心の風通しを良くしておくことで
少しでも知世ちゃんのような
さわやかで健やかな雰囲気を
身にまといたい。

ついていく

3つの「感」を見習うことで
いつまでも変わらぬ輝きをもった人で
いたい。
もう知世ちゃんにすがろう。


知世ちゃんが登っている
同じ階段を後ろからどこまでも
ついていきたいです。

見た目のキュートさでハートを射抜かれた
40年前より
内面からにじみ出る知世ちゃんらしさに
もっともっとファンになりました。
その歌声に共に歩んでいる幸せを感じた
心震えるコンサートでした。

写真撮影のプレゼントありがとうございました!

2022年10月16日(日)
東京国際フォーラム ホールA
会場16:00/開演17:00
スペシャルゲスト:大貫妙子、鈴木慶一、高野寛、土岐麻子