こんにちは
アラフィフからは
色を取り入れた着こなしで
生活の楽しい時間を増やす
お手伝いをしています
大人カジュアル専門
パーソナルスタイリストの
靴下ゆうこです。
秋のお出かけ
お洒落したならどこかに
出掛けたくなりませんか?
出掛ける用事が先でも
お洒落したい気持ちが先でも
上がった気分を抱えて
向かいたい場所に
行ってみましょう!
今なら岡本太郎展は
いかがでしょうか?
東京都美術館で
12/28(水)まで開催中です。
読まれましたか?
岡本太郎と言えば
今、読む人が増えているという
話題の本
「自分の中に毒を持て」
青春出版社 740円+税
ずいぶん前に買っていたのに
読まずに置きっぱなしにしていた
この本を9月に読了しました。
感想は叱ってもらった、です。
読み終えた9月はわたしにとって
いつもとは違う「月」であり…。
9月の憂鬱
結婚してから野球ファンに
なって以来
(ならざるを得なかったが正しい)
わたしにとって9月といえば
プロ野球選手が
現役の引退発表をする
なんとなく心がざわつく時。
「生き様」
ひとつの事を貫いて
生きてきた人の終わりの涙。
継続は力なりを貫いた人の
嘘のない言葉に胸を打たれます。
そしてそれを目に、
耳にするたびに
ただの凡人の自分が
中途半端な人生を激しく反省し
なぜか比べて
とてつもなく落ち込み
そしてまた這い上がるという
感情ジェットコースターに
乗り降りしてしまうのでした。
また今年もそんな9月が…。
いや「自分の中に毒を持て」を
読了した今年は違いました。
岡本太郎のほとばしる情熱が
わたしの甘えた気持ちに
気合を入れてくれたんです。
自己嫌悪なんていい加減なところで自分を甘やかしていないでもっと徹底的に自分と闘ってみよう
自分の中に毒を持て
自分自身と闘って弱さもダメさも受け入れてありのままの姿勢を貫いていけばそれが強さになると思う
自分の中に毒を持て
今さらプロ野球選手に
なれるわけじゃなし
何を落ち込む必要が
あるっていうんだ!
何を甘ったれているんだと
太郎さんは私を叱ります。
つまらないものでも自分が情熱をかけて取り組めばそれが生きがいだ。
自分の中に毒を持て
他人の目ばかりでなく自分の目も気にしない。
自分の中に毒を持て
そうだな、そうだな、
そうかもしれないな。
熱くて尖った言葉に
ヒリヒリもするけれど
言葉で滝行したような
清々しい気持ちになれたわたし。
どうやってもなれないものや
巻き戻せない過去を悔いても
しょうがない!
今日からの人生を真剣に
自分と闘って
生きていこうじゃないか!と
両手の拳を握りしめた
わたしです。(壮大)
太郎さんからの
大きな愛情を受け取って
武者震いしていた
そんなタイミングでの展覧会。
行かなきゃ、岡本太郎展と
なりました。
行きたい理由3つ
- 岡本太郎の情熱に触れさらに刺激をもらいたい!
- お洒落ができるお出かけがしたい
- 紅葉から季節を感じて気分転換したい
ほとんどの作品が撮影可でした。
その中で印象に残った作品。
オリンピックをテーマにした
1963年「跳ぶ」
今回のオリンピックが
色々ニュースになってる中
この絵に込めたオリンピックへの
想いはどんな風だったのかな。
1978年「にらめっこ」
岡本太郎の印象といえば
目を見開いて言う
“芸術は爆発だ”の人。
岡本太郎にとって
にらめっこは
コミュニケーションのための
しぐさだったそうです。
コミュニケーションの
ひとつをとっても
岡本太郎にとっては
“生命の交歓の瞬間”
人間だけでなく
生きてるものすべてに対して
真剣に対峙していたことが
感じられて納得した作品です。
この日の私はワンピースに
ダウンベスト。
雨が降って日中13℃のお天気で
したがこの上に毛糸の
カーディガンで
寒さを感じることなく
過ごすことができました。
無印良品
再生ナイロン軽量ノーカラーダウンベスト
2,990円(税込)
軽くて暖かいダウンベストは
心強いです!
最近ミュージアムグッズで
買ってしまうのが
クリアファイル。
これはマスクケースにします。
芸術は爆発だ
たくさんの作品から感じるものが
いっぱいです。
子どもの頃に見ていた岡本太郎は
“ビートたけしが真似をしている人”
変わった芸術家の印象でした。
ただ、あの時の岡本太郎の
熱みたいなものを今も
はっきり思い出すことができるので
思っていることを
貫くことの大切さを
改めて教えてもらったような
気がしています。
最大規模のスケールで岡本太郎を
体感できるので
アラフィフのみなさん
きっとなにか力をもらえます。
日時予約が必要だったり
少し手間がかかりますが
混雑がひどかった以前と比べて
とても鑑賞しやすく感じました。
秋のおでかけのひとつに
おすすめします!
お出かけの際の服装に
お悩みがございましたら
ぜひお気軽にご相談くださいね。
そして誰かに
叱ってもらいたいなと思ったら
「自分の中に毒を持て」を
読んでみるのをおすすめします!